125190本当に効かない?セロクエルの効果を理解するために -医師が教える非定型抗精神病薬...2017年12月23日セロクエル(一般名:クエチアピン)は非定型抗精神病薬に分類される主に統合失調症のお薬ですが、双極性障害やうつ病にも効果が期待できます。双極性障害の躁状態やうつ状態、抗うつ剤に対して増強療法として用いられるセロクエルの効果と特徴についてわかり...
60580受験うつチェックとその原因 -医師が教える受験鬱-2017年9月26日受験うつは大学受験、高校受験など受験期にある未成年者に見られ、その症状は独特です。共通するのは勉強が手につかなくなること、学校に行けなくなるもしくは遅刻や早退が目立つようになります。朝は苦手で、親が起こしても起きないばかりかイライラが強まり...
189970双極性障害(躁うつ病)の治療薬と副作用をわかりやすく解説2017年12月16日双極性障害(躁うつ病)の治療の中心は気分安定薬と非定型抗精神病薬です。うつ状態と躁状態の波もあり状態によって薬を使い分けていく必要があります。ここでは双極性障害で用いられるこれらのお薬の特徴と注意点を解説します。
135370【抗ADHD薬】コンサータの効果 -医師が教えるADHD治療薬-2017年11月18日コンサータはADHDのためのお薬で、ドパミンやノルアドレナリンを増強し子供はもちろん大人のADHDを改善させます。1日1回の服用で良く、子供が学校で再度服用しなくてよいところも利点です。コンサータの注意点は、依存性と乱用のリスクがあるため、...
105080【ウェルニッケ脳症と肝性脳症】「アルコールを大量に飲み続けると認知症になる!?」2017年1月24日アルコールによって起こされる認知機能の障害はウェルニッケ脳症や肝性脳症という特殊な病態があります。前者はビタミンB1不足によって、後者は肝機能そのものの低下です。ここではアルコールとこれらの病態についてお話の中で理解できるよう解説しています...
コラム66290【ブレインクリニック東京】は怪しい?その評判は?2019年に、発達障害の診療を主としたクリニックができたようです。 その名も「ブレインクリニック東京」・・・ 名前はすごく印象的ですね。 「ブレインクリニック東京」という名前から怪しさがありますが、このクリニックの評判や診療方法などについて考察してみたいと思います。 ブレインクリニック東京が怪しいとされる所以 発達障害...
大人の発達障害57190大人の発達障害の治療発達障害は児童や思春期など主に未成年者の問題だと考えられていました。しかし「大人の発達障害」に対する認識が広がり、その対応についても議論されています。アスペルガー症候群(自閉スペクトラム障害:ASD)とともに注意欠陥多動性障害(ADHD)があり、特に大人のADHDは成人になってはじめて疑われるケースすらあります。ここで...
大人の発達障害47720何故診断されない?大人の発達障害の診断について「生きづらさの正体は発達障害かも?」大人の発達障害の診断需要はとても増えています。 これに対し発達障害の過剰診断を批判する医者も増えています。とはいえ、厳密な診断基準では大人の発達障害を見逃します。もし「違う」と言い放たれれば「結局自分は何でこんなに困っているのだ?」とより自身の困り感が迷宮入りしてしまうのです。発達...
レメロン42950レメロンの離脱症状 -医師が教える抗うつ剤-レメロンは離脱症状を比較的起こしにくい抗うつ剤ですが、自己中断した場合や急激に減薬した場合には離脱症状が生じることもあります。レメロンによる離脱症状ついて解説します。
その他209402月1日 クリニックを開院致します↑クリックすると公式HPにリンクします。 診療予約受付中です。 通常の精神科心療に加え、光トポグラフィー検査やTMS治療(一部自費診療)なども導入致します。 診療時間および電話受付は平日10-19時です。 開院準備のためしばらくブログ更新のスピードは落ちてしまいますが、コメントは返していきますので今後ともよろしくお願い...
レメロン43970レメロンの半減期と効果がでるまでの時間 -医師が教える抗うつ剤-抗うつ剤といえばSSRIエスエスアールアイやSNRIエスエヌアールアイに分類されるお薬が主に使われています。 レメロンはNaSSAナッサ(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)と呼ばれる新しい抗うつ剤です。 半減期はんげんきとは、血液に吸収されたお薬の成分が半分に減って効果が弱くなるまでの時間をいいま...
セロクエル(クエチアピン)125190本当に効かない?セロクエルの効果を理解するために -医師が教える非定型抗精神病薬-セロクエル(一般名:クエチアピン)は非定型抗精神病薬に分類される主に統合失調症のお薬ですが、双極性障害やうつ病にも効果が期待できます。双極性障害の躁状態やうつ状態、抗うつ剤に対して増強療法として用いられるセロクエルの効果と特徴についてわかりやすくまとめています。