
ADHDが疑われた場合の有用なスクリーニング法(ADHD Self Report Scale-Screener簡易版)をここでは紹介します。
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大人のADHDセルフチェック
設問は全部で10問あります。
お名前はニックネームで結構です。
成人期のADHDセルフチェックツールについて
本チェックリストで4点以上の点数が出た場合、大人のADHDである可能性は高くなります。
本ツールによる感度(疾患のある人を「疾患あり」と判断する精度):68.7%、 特異度(疾患のない人を「疾患なし」と判断する制度
):99.5%と報告されています。
逆に言うと、大人のADHDがない人はほぼ確実に4点未満になります。
しかし約3割の方は大人のADHDがあっても4点未満ででている可能性があります。
参考文献
ADHD-ASRS Screener v1.1 and ADHD-ASRS Symptom Checklist v1.1 are copyrighted by the World Health Organization.
The scale was translated by Toshinobu Takeda, MD, PhD, Ryukoku University.
大人のADHDを疑う症状(参考)
成人のADHDを疑うサインとしては以下のような多彩な症状が考慮されています。
ただし、もちろんこれらの症状は他の疾患でも認められる可能性があります。
- 低い自己価値
- 集中の困難
- 日常生活の決まりを作ったり維持するのが困難
- 忘れっぽい
- 記憶できない
- いつも眠い
- 意欲が出にくい
- 気分が変わりやすい
- 権威のある人との葛藤が生まれやすい
- 対人関係に問題が起きやすい
- 転職が多い
- おしゃべり
- じっとしていられない
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