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大人のADHDセルフチェック -医師が教えるADHD-

このコンテンツは医学論文データベース「PubMedパブメド」とわたくし医師個人の経験をもとに、正しい情報をわかりやすく解説することをモットーにしています。
大人のADHDセルフチェック -医師が教えるADHD-

ADHDが疑われた場合の有用なスクリーニング法(ADHD Self Report Scale-Screener簡易版)をここでは紹介します。


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大人のADHDセルフチェック

設問は全部で10問あります。
お名前はニックネームで結構です。






問1 : 物事を行うにあたって、難関は乗り越えたのに詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことがどのくらいの頻度でありましたか?





問2 : 計画性を要する仕事を行う際に、作業を順序だてるのが困難だったことがどのくらいの頻度でありましたか?





問3 : 約束や用事を忘れていたことが、どのくらいの頻度でありましたか?





問4 : じっくり考えなければならない作業に対して、その作業に取り掛かるのを避けたり遅らせようとしたことがどのくらいありましたか?





問5 : 長時間座っていなければならない時に、手足をゆすったり身体をもぞもぞ動かしたりしていたことがどのくらいありましたか?





問6 : 異常に活動的だったり、なにかしなければという衝動に駆られたりしたことがどのくらいありましたか?





問7 : ここからはアンケートにお答えください。
性別をお答えください。


問8 : 年齢をお答えください。






問9 : 現在精神科・心療内科に通院中ですか?


問10 : 対人関係で困っていますか?








成人期のADHDセルフチェックツールについて

本チェックリストで4点以上の点数が出た場合、大人のADHDである可能性は高くなります
本ツールによる感度(疾患のある人を「疾患あり」と判断する精度):68.7%、 特異度(疾患のない人を「疾患なし」と判断する制度
):99.5%と報告されています。

逆に言うと、大人のADHDがない人はほぼ確実に4点未満になります。
しかし約3割の方は大人のADHDがあっても4点未満ででている可能性があります。

参考文献
ADHD-ASRS Screener v1.1 and ADHD-ASRS Symptom Checklist v1.1 are copyrighted by the World Health Organization.
The scale was translated by Toshinobu Takeda, MD, PhD, Ryukoku University.

大人のADHDを疑う症状(参考)

成人のADHDを疑うサインとしては以下のような多彩な症状が考慮されています。
ただし、もちろんこれらの症状は他の疾患でも認められる可能性があります。

  • 低い自己価値
  • 集中の困難
  • 日常生活の決まりを作ったり維持するのが困難
  • 忘れっぽい
  • 記憶できない
  • いつも眠い
  • 意欲が出にくい
  • 気分が変わりやすい
  • 権威のある人との葛藤が生まれやすい
  • 対人関係に問題が起きやすい
  • 転職が多い
  • おしゃべり
  • じっとしていられない

 

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