うなだれる女性、自殺したいうつ病 

一概にうつ病といっても、その原因は人それぞれです。

人間関係、環境、遺伝・体質など。それらが交互に作用していることもあります。そのため、同じうつ病でも対処法は人それぞれなので、その方に合った接し方をすることが重要です。

共通して言えるのは、うつ病の診断を受けている場合に「そんなのは心の問題だ」「心の弱い人がなる病気だ」とせずに、脳という臓器の機能障害であることを理解してあげてください。

うつが「心の病気」というのは間違った解釈なのです。

一般的に、発病初期は休養が重要ですが、回復期には散歩など少しずつ負担をかけていくことが有効とされています。ですから、経過によって接し方を変えていくことが必要です。

この判断は専門家でなければ難しいかもしれません。かかりつけの医師や心理士と相談しながら、その方に合った適切な接し方を一緒に考えていきましょう。適切な指示のもと具体策を考えていくことが、その方にとってもあなたにとっても安心できる方法になるはずです。

それでも困ったときは

それでもうつ病の方との接し方に困ったときには、“あたたかな関心を向けながら見守る”ということを心掛けてください。

具体的には、責めない、無理に話をさせない、無視しないということです。

そして、本人が話しはじめたら、否定も追及もせず“ただ聞く”ようにしましょう。そうすることで、受け入れてもらえるように感じられ、少し気持ちが楽になるという方が多いです。

自殺をほのめかすような発言が見られたら

自殺をほのめかされたら大変困惑すると思います。

そんなときには、死ぬことではなく“死にたい気持ち”に焦点を当てて話を聞いてください。

今どんな気持ちなのか、どうしてそう思うのかなどについて本人のペースに合わせてゆっくり話を聞いてください。落ち着いてきたら、あなたの心配している気持ちを伝えて、死なないことを約束してもらってください。

直接約束してもいいですし、食事や外出の約束をしてもいいかもしれません。その後、早めの受診を促して、医師と相談してください。

うつ病の人と接する側も注意が必要!!

うつ病の治療はゆっくりと進んでいきますので、そばで見守るあなたの健康も大事です。あなたが心配のしすぎや悩みすぎで体調を崩してしまうと、共倒れになってしまいます。そうならないためにも、これまでと同じように、あなた自身が趣味や息抜きをしてリラックスをすることが大切です。

医療機関によっては家族の相談に対応してくれるところがあります。地域の精神保健福祉センターでは家族や周囲の方からの相談も受け付けています。あなたがお悩みの際には利用してみてもいいかもしれません。

 

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