このコンテンツは医学論文データベース「PubMedパブメド」とわたくし医師個人の経験をもとに、正しい情報をわかりやすく解説することをモットーにしています。
産後うつ病のチェック

産後うつの可能性をチェック

産後うつ病のスクリーニング検査に用いられる自己評価式のチェック方法で、1987年に開発されたもので世界的に使用されているものです。
出産後のみならず、妊娠中にもうつ病のスクリーニングに使える検査です。

日本語版の質問項目ですが、著作権の問題で勝手に表現を変えることができないため、日本語がやや不自然な部分もありますがご容赦ください。

問題は全部で10問あります。
診断後一旦ページが読み込まれますが、この位置までスクロールすると結果が見れます。

スポンサーリンク

以下の質問にお答えください(9点以上は産後うつの可能性があります)

問1 : 笑うことができたし、物事の面白い面もわかった。
問2 : 物事を楽しみにして待った。
問3 : 物事が悪くいった時、自分を不必要に責めた。
問4 : はっきりとした理由もないのに不安になったり、心配した。
問5 : はっきりとした理由もないのに恐怖に襲われた。
問6 : することがたくさんあって大変だった。
問7 : 不幸せなので、眠りにくかった。
問8 : 悲しくなったり、惨めになった。
問9 : 不幸せなので、泣けてきた。
問10 : 自分自身を傷つけるという考えが浮かんできた。

エジンバラ産後うつ病自己評価票(日本語版)の信頼性

1996年に英語オリジナル版を翻訳し日本語版エジンバラ産後うつ病自己評価票を作成されました。
9 点以上で産後うつ病の可能性が高いとされています。

なお日本語版の産後うつ病チェック製作者の岡野先生達の結果では、感度(産後うつ病がある人がこの検査でちゃんと9点以上がでる確率)は75%、特異度(産後うつ病がない人がちゃんと8点以下にでる確率)は93%でした。
これでは意味が難しいかもしれませんが、つまり産後うつ病があったとしても9点未満になっている人も4人に1人いることを意味しており、逆に産後うつ病がない人はほぼ9点未満にでることを示します。

うつ症状があり産後うつを疑っているときには点数が低いと言っても完全には否定できません。
逆にうつ症状がない人が、点数が低い場合、それは本当に産後うつではないことを意味してくれます。

著作権に関して

  • 本質問法は日本語版エジンバラ産後うつ自己評価票(EPDS)を使用しています。
  • 日本語版 EPDS に関しては、現在、許諾の必要なく使用することが可能となっています。
  • なおオリジナル版のEPDSの著作権は、英国王立精神科医学会 (Royal College of Psychiatrists) に帰属し、使用に際しては許諾を得る必要があり、無断転載を禁じられています。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします